国際文化課程

 激動する社会と学問の現状に沿うように構成された課程です。現代社会における様々な問題の所在を自ら見出し、問題解決の方法を自ら見つけ出し、主体的に対処できる人材を育成するのがこの課程の大きな目標の一つです。


■入学直後の4月には、課程全員による合宿オリエンテーションがあります。課程のことを知り、大学のことを知り、先生を知り、共に学ぶ仲間たちを知る良い機会となります。


■1年次から入門的な専門科目や基礎ゼミ(学部共通)もあり、学生は1年次の終わるときに、文化システムコース、アジア文化コース、欧米言語文化コースの3つの中から自分の学ぶコースを選ぶことになります。


■2年次からはそれぞれのコースを定めて勉強しますが、他コースの科目も必要と関心に応じて履修し、卒業に必要な単位に加えることが出来ます(4課程に共通の主副専攻制)。またコースによっては2年次からコロキウムというような学生とコースの教員全員が一体となった新しい形式による総合的なゼミも行われており、入学後の早い時期から教養科目と共に専門科目も学ぶことができるようになっています。


■3年次には専門に関する多くの講義、特講、演習などのほかにも、総合科学論が必修となっていて、専門に隣接する分野をもきちんと学び、総合性を伸ばします。4年次には特別研究(卒論)にも取り組み、4年間の学業の仕上げとします。


■卒業後は、文化に対する高い感受性と幅広く確実な知識を活かし、国際的な接触・交流が広がっている現場での活躍、また地域文化への貢献を行っています。これまでの卒業生の進路をみると、放送、新聞、出版等マスコミ・メディア関係、通信・旅行・運輸等の分野で活躍する学生と、金融・保険等の職種、製造業、住宅関連、流通・小売業に進む人々が多く、また各種公務員、教員、学芸員(博物館・記念館)、研究員(各種研究 所)、埋蔵文化財調査員(埋蔵文化財センター)等、様々な形で社会を引っ張ってゆく力として活躍しています。本学または他大学大学院に進学する者も増えています。


※各コースへのリンクです。


※各研究室へのリンクです。

文化システムコース
文化領域論
文化動態論
文化歴史地理学
エスニシティ論
社会文化論
社会文化思想論
文化理論
消費文化論
テクスト分析論
ジェンダー文化論
表象文化論
比較文学論
文芸理論
文化記号論
アジア文化コース
日本史
日本思想史
国文学
国語学
アジア史
中国思想史・ 中国文学
中国語学
考古学
日本語・日本事情
欧米言語文化コース
欧米の歴史
英米言語・文学・文化
ドイツの言語・文学・文化
フランスの言語・文学・文化
ロシアの言語・文学・文化
コミュニケーション論
言語構造論
通訳・翻訳論
文化・文学論
 

文化システムコース


■国際的な交流が日常的になってきた現代社会においては、文化も「国家」や「民族」 の枠では捉えきれません。「民族」や「エスニシティ」の概念を問い直し、メディア についても考察し、「情報」の質と歴史の関わりを深く追求し、文化現象の生成、発展、変容を根底から捉え直す必要があります。このコースはこうした必要に対応するために、新しい発想で編成されました。

■従来の文学研究、作家研究、思想史研究の枠にとどまらず、広く文化の動態を研究します。文化地理学を学ぶこともでき、また文化に対しジェンダー・セクシュアリティーの観点からもアプローチします。また言語による文化の研究の場合でも、記号論を取り入れたり、テクスト分析、文学理論をも視野に収めます。さらに言語以外の表現手段による文化、芸術をも対象とし、メディア文化論を展開し、表象文化の可能性と未来を探ります。


アジア文化コース


■日本史、日本思想史、日本文学、日本語学、中国思想史・中国文学、中国語学といった専攻領域があります。主な研究素材は様々な時代・内容の文献資料ですが、近年はフィールドワークや実習などを通じて得られる非文献資料(モノの資料や聞き取り調査の成果など)の調査・収集にも力を入れており、より豊かな教育・研究体制を実現しています。


■このコースの大きな特徴は、学生さんが2年次より上記6専攻領域のそれぞれの担当教員のもとで、文字通りマンツーマンの中身の濃い専門的指導を受けることができる点です。また専攻領域間の垣根も低く、6専攻すべての分野にわたる専門書が配架された合同研究室を共有していることもあり、学生同士の相互交流や広い視野での勉学がしやすい良好な学習環境を備えています。


■またコースの教育方針としても、システマティックで実利的 な学課編成を志向するよりは、学生さんが“人との交流”の経験 を深めつつ専門的学問を学ぶことを通じて、真の高い知的能力や 総合的な“人間力”を獲得していけるような教育内容の方をより 重視しています。


欧米言語文化コース


■このコ−スでは、多様化する学生の関心に応じて、欧米諸国の歴史、文化、文学、言語を学べるメニューを用意しています。学生は、常に欧米全体の文化を視野に入れながら、各自の興味・関心に従い授業科目を選択していきます。2年次の段階から個々の学生の関心を確かめつつ、それを具体的な研究テーマに結びつくように指導します。


■個々の授業、とりわけ演習形式の授業においては少人数教育を徹底するとともに、学生が文献の読解力はもとより、自ら資料を収集・整理・分析して他の受講者の前でプレゼンテーションする能力を身につけることを目指します。また、教材や資料を書籍のみに限定せず、現代の多様な文化現象を具体的に理解するために各種のメディアや視聴覚機材を活用したり、インターネットの利用による現在の知と情報の最前線をリアルタイムで得られるようにします。


■更にオーラルコミュニケーションヘの要求に応えて、欧米の主要言語である英語、ドイツ語、フランス語、ロシア語の運用能力を高め、情報の発信に重点を置き、討論の能力を養成します。そのために、早い段階から外国人教師による少人数教育を推進するとともに、コミュニケーション論、コミュニケーション演習、通訳・翻訳実習等の科目を開講しています。