国際文化課程 欧米言語文化コース
履修方法の案内
欧米言語文化コースに所属希望のみなさんへ
欧米言語文化コースでは、多様化する学生の関心に応じて欧米諸国の歴史、文化、文学、言語を学べるメニューを用意しています。学生のみなさんは、常に欧米全体の文化を視野に入れながら、各自の興味・関心に従い授業科目を選択していくことになります。と言っても、数多く開設されている授業科目を計画なしにどんどんとっていっていいということにはなりません。4年次に特別研究を作成するため、ある程度各自の進む分野を決めていく必要があります。そこで、欧米言語文化コースでは特別研究を作成する目安として、次のような5つの主要な専攻領域を提案しています。
- 欧米史
- 英米言語文化
- ドイツ言語文化
- フランス言語文化
- ロシア言語文化
もちろん、これ以外のより広い領域を扱うこともできるし、2つ以上の領域にまたがった研究をすることもできます。例えば、英語とフランス語の対照研究をする場合は英米言語文化とフランス言語文化領域にまたっがているし、フランスの歴史を研究する場合は、欧米史とフランス言語文化領域にまたがっています。フランス言語文化領域と他の専攻領域の関係をイメージで表わすと、次のようになります。
このイメージ図で、a
はフランス文学・フランス文化・フランス語学を主要研究対象とするケース、b
はフランス文学と英米文学の対照・フランス文化と英米文化の対照・フランス語と英語の対照を主要研究対象とするケース、c
はフランスの歴史を主要研究対象とするケースを表わしています。
bやcのような場合は、フランス言語文化の担当教官と英米言語文化の担当教官、あるいはフランス言語文化の担当教官と欧米史担当教官の両方から指導を受けて特別研究を作成することになります。
特別研究に向けて、2年次から体系的に授業を受けていくために、欧米言語文化コースでは、1年次の終わりに希望専攻領域のアンケートを行ないます。これは、今年度(2000年度)は、12月18日(月)3・4校時の「文化研究方法論」の授業の中で行なわれる「所属希望コース届け出アンケート」と同時に行なわれる予定です。したがって、欧米言語文化コースに所属希望のみなさんは、さらにその下位分類である上記専攻領域の中から各自が所属を希望する領域を届け出ることになります。その後、各専攻領域の担当教官と相談しながら、2年次以降の受講科目、そして研究テーマを決めていくことになります。
複数の領域にまたがる研究をする場合は、この12月の届け出の段階では、複数の専攻領域を届け出ることができます。しかし、このような場合でも、欧米言語文化コースでは、できるだけ早めに「いずれかの専攻領域を選択」(「国際文化課程 欧米言語文化コース
履修の案内」(12月18日(月)3・4校時の文化研究方法論の授業の際に配布される予定)より)することとされています。したがって、届け出は次のようにすることになります。英米言語文化専攻領域ではもっぱら「英米の」言語・文化・文学を研究対象とする学生が所属することになっています。英語と他の言語(ドイツ語・フランス語・ロシア語)の対照研究、英米文学・英米文化と他の言語の文学・文化の対照研究をする場合は、それぞれドイツ言語文化・フランス言語文化・ロシア言語文化に専攻領域届け出をし、指導は両方の専攻領域の教官から受けるかたちになります。同様に、欧米史専攻領域ではもっぱら欧米の歴史を研究対象とし、コミュニケーション能力はあまり重視されません。外国語(ドイツ語・フランス語・ロシア語)のコミュニケーション能力をつけて、なおかつ特別研究で歴史的なことを扱う場合は、それぞれドイツ言語文化・フランス言語文化・ロシア言語文化に専攻領域届け出をし、指導は両方の専攻領域の教官から受けるかたちになります。
この専攻領域の選択は、2年次後期に変更可能です。まずはいろいろな授業を受けてみて、それからすこしずつ考えてもよいでしょう。
12月18日(月)3・4校時の「文化研究方法論」の授業の中で行なわれる「所属決定ガイダンス」の際に配布される予定の「国際文化課程 欧米言語文化コース
履修の案内」の抜粋を以下に掲げます。フランスの言語・文化に関心のある人は、とりわけIIIのフランス言語文化領域における履修要望科目をご覧下さい。また、本ホームページには、「フランス言語文化領域の平成13年度授業時間割」及び「平成14年度以降の開講予定授業科目」、「平成12年度入学生の履修科目シミュレーション(フランス文学・文化を主として研究対象とする場合/フランス語学を主として研究対象とする場合)」も載せています。これらもあわせてご覧下さい。
注1:フランス言語文化以外の専攻領域の履修要望科目については当日配布される「履修の案内」を参照してください。
注2:履修要望科目はあくまで履修のひとつの「モデル」を示したもので、これらを必ず履修しなければならないという意味ではありません。また、本ホームページには、当日配布される「履修の案内」には記載されていない履修モデルも載せています。そちらもあわせてご覧下さい。
注3:若干の字句の変更がなされる場合があります(変更があった場合には気付き次第修正します)。
「国際文化課程 欧米言語文化コース 履修の案内」
I 欧米言語文化コースの概要
II 欧米言語文化コースの専攻領域
III 各専攻領域における特別研究と履修要望科目
I
欧米言語文化コースの概要
【主な研究領域】
欧米言語文化コースでは、多様化する学生の関心に応じて欧米諸国の歴史、文化、文学、言語を学べるメニューを用意しています。学生は、常に欧米全体の文化を視野に入れながら各自の興味・関心に従い授業科目を選択していきます。2年次の段階から個々の学生の関心を確かめつつ、それを具体的な研究テーマに結びつくように指導していきます。
【少人数教育】
個々の授業、とりわけ演習形式の授業においては少人数教育を徹底するとともに、学生が文献の解読力はもとより、自ら資料を収集・整理・分析して他の受講者の前でプレゼンテーションする能力を身につけることを目指します。また、教材や資料を書籍のみに限定せず、現代の多様な文化現象を具体的に理解するために各種のメディアや視聴覚教材を活用したり、インターネットの利用による現在の「知と情報の最前線」をリアルタイムで得られるようにします。
【外国語運用能力の養成】
さらに、オーラルコミュニケーションへの要求に応えて、欧米の主要言語である英語、ドイツ語、フランス語、ロシア語の運用能力を高め、情報の発信に重点を置き、討論の能力を養成します。そのために、早い段階から外国人教師による少人数教育を推進するとともに、コミュニケーション論、コミュニケーション基礎・発展・応用、通訳・翻訳実習等の科目を開講します。
II
欧米言語文化コースの専攻領域
欧米言語文化コースは特別研究領域を中心に次に掲げる5つの専攻領域からできています。コース決定の際に特別研究に向けて専攻領域(複数可)を決定し、特別研究への具体的な準備を始めてもらいます。特別の場合には2年生の後期に専攻領域を変更することもできます。
特別研究の専攻領域が複数の領域にまたがる場合も、いずれかの専攻領域を選択し、早めに指導を受けながら研究を進めるようにすることが望まれます。
欧米諸国及び旧植民地諸国(インド、オーストラリア等)の歴史的展開について研究しその歴史的意味を考察します。日本及びアジア諸国の歴史をも視野に入れて、現在の国際社会の解決を迫られている諸問題(アイルランド問題、旧ユーゴ問題、パレスチナ問題、カシミール問題等)の歴史的背景を研究し、その解決策を展望します。
英語を通して世界と日本を見ていきます。外国人教師も交え、英語運用能力を磨き、英米の語学、文学、文化、コミュニケーション、翻訳・通訳を研究します。留学・研修の受入校には、アーラム大(米)、リバプール大(英)、モナシュ大(豪)、ブリティッシュ・コロンビア大(加)などがあります。
ドイツの言語・文学・文化の研究を中心に、他の言語・文学・文化との対照的研究、時事問題の研究をします。少人数教育の実施、ドイツ人教師による一年次からのドイツ語の実用的コミュニケーションの授業などを通じてドイツ語の運用能力を高めます。希望者にはドイツのアーヘン大学への留学も斡旋します。
フランスの言語・文学、さらに映画・演劇・美術・シャンソンに至る文化も研究します。フランス人教師による実用的コミュニケーション能力の養成、新聞・雑誌等を通して現代のフランス事情も。さらに通訳・翻訳実習を通して日本語とフランス語の相違も考察します。
ロシア語コミュニケーション能力の育成に努めます。激しく変化するロシア社会とロシア語・ロシア文化、ロシアの国民性、風俗、芸術等を考察します。サンクトペテルブルグ国立文化芸術大学とは留学生の交換を行っており、現地に出かけて研究してくることも可能です。
III
各専攻領域における特別研究と履修要望科目
本講座の授業科目はそれが同じ授業科目でも履修年次が異なればその単位は認定されます。なお、授業科目については記載されている科目すべてが同一年度に開講されているわけではないので注意してください。
【フランス言語文化領域】
a.
フランス文学・フランス文化を主として研究対象とする場合
コース基礎科目[選択必修
I ]
- フランス文化論講義 I ・ II 、フランス文学講義 I ・ II
から6単位
- フランス語構造論 I ・ II から2単位
コース基礎科目[選択必修
II ]
- フランス語コミュニケーション基礎 I ・ II 、総合フランス語 I ・
II から4単位
コース展開科目
- フランス文化論演習 I ・ II 、フランス文化事情 I ・ II
、フランス文学演習 I ・ II から8単位
- フランス語通訳・翻訳実習 I ・ II
、フランス語コミュニケーション発展 I ・ II
、フランス語コミュニケーション応用 I ・ II から6単位
- フランス語構造論演習 I ・ II から4単位
b. フランス語学を主として研究対象とする場合
コース基礎科目[選択必修
I ]
- フランス文化論講義 I ・ II 、フランス文学講義 I ・ II
から4単位
- フランス語構造論 I ・ II から4単位
コース基礎科目[選択必修
II ]
- フランス語コミュニケーション基礎 I ・ II 、総合フランス語 I ・
II から4単位
コース展開科目
- フランス文化論演習 I ・ II 、フランス文化事情 I ・ II
、フランス文学演習 I ・ II から4単位
- フランス語通訳・翻訳実習 I ・ II
、フランス語コミュニケーション発展 I ・ II
、フランス語コミュニケーション応用 I ・ II から8単位
- フランス語構造論演習 I ・ II から6単位
c. その他の場合
希望する研究内容に応じて履修モデルをフランス言語文化所属教官と相談して決める。
国際文化課程の他コース(文化システムコース/アジア文化コース)に所属希望のみなさんへ
国際文化課程の文化システムコース/アジア文化コースに所属希望で、フランス語を引き続き習得したい場合は、以下の科目を、「コース展開科目〈関連他コース科目〉」または「自由選択科目」として履修することができます(「コース展開科目〈関連他コース科目〉」として履修するかどうかは指導教官と相談して決めてください)。
【フランス語のコミュニケーション能力をさらにつけたい場合】
総合フランス語、フランス語コミュニケーション発展、フランス語コミュニケーション応用、フランス語通訳・翻訳実習
【フランスの文学・文化・言語構造といった専門知識を習得したい場合】
フランス文学講義、フランス文化論講義、フランス語構造論
フランス文学演習、フランス文化事情、フランス語構造論演習、フランス文化論演習*
*)平成13年度は開講しません。
フランス言語文化関係の平成13年度授業時間割はこちら
他課程に所属しているみなさんへ
国際文化課程以外の課程に所属していて、フランス語を引き続き習得したい場合は、以下の科目を、「関連他課程科目」または「自由選択科目」として履修することができます(「関連他課程科目」として履修できるかどうかは指導教官と相談してください)。
【フランス語のコミュニケーション能力をさらにつけたい場合】
総合フランス語、フランス語コミュニケーション発展、フランス語コミュニケーション応用、フランス語通訳・翻訳実習
【フランスの文学・文化・言語構造といった専門知識を習得したい場合】
フランス文学講義、フランス文化論講義、フランス語構造論
フランス文学演習、フランス文化事情、フランス語構造論演習、フランス文化論演習*
*)平成13年度は開講しません。
フランス言語文化関係の平成13年度授業時間割はこちら