岩手大学 人文社会科学部 人間文化課程

ヨーロッパ語圏文化プログラム フランス言語文化専攻

ボルドー留学体験記

安藤 美羽

 2017年9月から12月までフランスのボルドーで半年間の交換留学をしてきました。

 平日は語学学校に通い、休日は町の方に買い物をしに行ったり観光をしたり、長期休暇は旅行にいくなどして充実した半年間を過ごすことができました。

 私は共同キッチンのある寮で生活をしていました。国籍が違う人たちと同じ建物に住み、共同キッチンを使うということに不安もありましたが、同じ階に住む人たちとはすぐに仲良くなり、一緒に買い物や料理をしたり、パーティーをすることもありました。また、部屋が近いことからフランス語を教えてもらうこともしばしばあり、友達もでき勉強もできる良い環境でした。

 語学学校は様々な国からフランス語を勉強したい人が集まるため、様々な環境にいる人と友達になることができ刺激を受けることも多々ありました。フランスだけでなくほかの国の文化や言葉などを知ることができ、世界が身近に感じられるようになったのも留学だからこそ得られた感覚だと思います。

 私は留学をするということが大学に入るときの目標だったので今回交換留学という形で目標が達成できたのがとてもうれしいです。留学をするにあたって自分が思っていた以上に家族や先生方に支えていただいているということも実感することができました。たった半年間でしたが、それ以上に濃い時間を過ごし、様々な経験をすることができました。この留学は自分の人生において大きな意味を持ったものになったと思います。もちろん楽しいだけではなく不安もありましたが、それを乗り越えて少しでも成長して帰ってこれたことが自信になったと思います。海外、文化、語学に少しでも興味がある方、留学について考えている方がいたら自信を持って留学を勧めたいです。沢山の経験ができ、成長ができたこの留学に感謝します。