岩手大学 人文社会科学部 人間文化課程

ヨーロッパ語圏文化プログラム フランス言語文化専攻

アンジェ語学研修体験記

人文社会科学部国際文化課程 伊藤瑛莉

 2015年2月~2015年3月にかけて、フランス、アンジェでの3週間の語学研修プログラムに参加してきました。ここでは、主に、西部カトリック大学の学校生活と、ホームステイや普段の生活について紹介したいと思います。

 アンジェにある西部カトリック大学では、外国人向けにフランス語の授業が開講されており、初日に受けるテストで、それぞれのフランス語力に対応したクラスに分けられます。わたしは、A2-12というクラスに所属することになり、約15名のクラスメイトとともに3週間の講義を受講しました。以下がわたしの実際の時間割です。

 Langueの時間には教科書に沿って授業が行われ、文章の理解や、教科書中の質問や課題に関して意見交換を行います。Compétences écritesは、教科書に載っているテーマについて自分の考えを文章にし、先生の添削を受ける形式の授業です。毎回課題作文を提出し、次回までに先生が直してくださるという形でした。Expression oraleの時間には、先生に指定されたテーマについて、口頭で意見交換をし合います。積極性を重視する先生だったので、辞書は禁止でした。Grammaireの授業ではフランス語文法や動詞の活用について学びます。Compréhension oraleでは、リスニング問題を通じてフランス語の理解を図ります。(Tutoratは先生との面談の時間です。)授業では、積極的な発言・発案が求められ、実践的にフランス語を学ぶことができました。また、グループワークも多く、様々な国や地域から来た学生と、それぞれの出身地の文化について紹介しあう機会もありました。わたしのクラスは8カ国から学生が集まっており、彼らとのコミュニケーションを通してもフランス語を学ぶことができ、さらに、彼らの文化や母国語について触れることもでき、非常に興味深く有意義な学校生活でした。

 放課後や空きコマには、学校や近くのカフェで友人とおしゃべりしたり、中心街へ観光・ショッピングに出かけたり、映画を見に行ったりと、アンジェ市内を堪能してきました。週末には、学校が企画する遠足のロワール古城見学に参加したり、ホストファミリーと遠方に出かけたりと、充実した時間を過ごすことができました。

 ホストファミリーは、わたしのつたないフランス語を理解してくださり、とても温かく迎え入れて下さいました。彼らとは、一緒にゲームをしたり、料理をしたり、ホストファミリーの友人とパーティーをしたりと、毎日が新鮮でワクワクする時間でした。フランス語しか通じない環境の中で、時間をかけてホストファミリーとその日の出来事を語り合ったのは非常に良い経験でしたし、少なからず成長につながったのではないかと思います。

 3週間の語学研修は、想像以上にあっという間の時間でした。その中で、出会えた縁や得られた経験は、貴重でかけがえのないものとなりましたし、自分自身の成長に関して大きな意味を持つものとなりました。Merci beaucoup, Angers!


アンジェの街

クラスメイトと

ホストファミリーと

通学風景