ボルドー留学体験記
小山内里菜
私は、2016年9月から2017年1月までの4ヶ月間、フランス・ボルドーにあるボルドー・モンテーニュ大学に留学しました。授業は付属の語学学校で行い、レベルによってクラスが分かれました。クラスによってはテストやプレゼン、グループやペアでの発表が何度かありますが、日本の授業のような講義型ではなく、参加型の授業なのでとても身になります。またクラスには様々な国からの留学生がいるので、フランスに限らず、それぞれの国についても知ることが出来ました。さらに私は、ボルドー大学で日本語を学ぶマスター1年生の授業にボランティアとして参加し、ゼロから劇を作成して発表しました。授業中フランス人は日本語で、日本人はフランス語で話さなくてはならなかったので、学んだフランス語を使える良い機会でした。劇の発表を終えたときは、達成感を感じましたし、何といっても多くのフランス人の方と関わることが出来たので参加して本当に良かったと思います。
平日は基本的に、授業があります。授業後は宿題をやったり、お買い物をしたり料理をしたりしました。休日は友人とボルドーの周りを散策したり、学校主催の遠足に参加したりしました。また、長期休暇を利用して国外に旅行に行ったり、以前岩手大学に留学に来ていた友人の地元に連れて行ってもらったりと様々な体験をすることが出来ました。
留学は、語学力を向上させることももちろん大切ですが、それ以上に、多くのことに興味を持ち挑戦し、自分の身になるものを積極的に取り入れていくことが大切です。さらに言えば、人とのつながりがとても大切であるとこの留学を通して学びました。多くの人と関わればその分経験体験できる可能性は広がっていきます。少しでも興味を持った人は、留学に挑戦してみてください。また、これから留学する皆さんは、自分の限界を決めず、自分の可能性を信じて多くの経験体験をしてきてほしいと思います。