●行動科学領域について
人間科学専攻・行動科学領域は、心理学・社会学・地理学分野による考察を行い、現代社会における個別の社会現象や社会問題を広い視野から実証的に研究する領域です。
社会心理学・認知心理学・地域社会学・スポーツ社会学・家族社会学・人文地理学等、個人の関心に合わせて幅広い分野について勉強を行うことが可能であり、修士論文のテーマも多岐に渡っています。
●行動科学領域の担当教官紹介
堀毛一也教授(社会心理学)、松岡和生教授(認知心理学)、浅沼道成准教授(スポーツ行動論)、横井修一教授(地域社会学)、竹村祥子教授(家族社会学)、高橋宏一教授(行動・人文地理学)Q. 行動科学領域にはどんな授業があるの?
各教官の研究内容について詳しく知りたい方は教員紹介をご覧ください。
Q. 例えばどんな研究がなされているんですか?
A、今期(2007年前期)は 「認知心理学特論」 「地域社会論特論」 「スポーツ社会学特論」 「地域社会論特別演習」 「家族社会学特別演習」 「人文地理学特別演習」 「社会心理学特別演習」 「人間科学総合演習(必修)」 などの授業が開講されています。
主に少人数でのゼミ形式の授業が多く、主体的に問題を調査し、自分の考えを分かりやすく相手に伝える能力を養うことが可能となっています。
A、分野別の主な修士論文としては、
社会心理学系…「FTFとWeblogによる自己開示の効果と相互の関連について」 「楽観性及び社会的スキルが対人ストレスに及ぼす影響」
認知心理学系…「ヒューマンエラーに関わる作動記憶と注意制御機構」「ナビゲーション行動に影響を及ぼす認知プロセスの検討」
スポーツ系……「総合型地域スポーツクラブの育成に関する研究 〜理想と現状の間で〜」 「スポーツにおけるフローの発生機序に関する研究」
社会学系……「見田宗介の社会理論における近代と自己意識」 「現代青年のフリーター志向に関する実証的研究」
社会福祉系…「高齢者のテレビ視聴行動とその満足度について」
「地域福祉における保健婦の役割(介護保険施行後の岩手県内農村地域における保健婦の役割」
などがあります。
また、現在人間科学専攻全体で行われている研究については総合演習発表予定テーマを参照してください。
Q. 卒業生はどのような職業についていますか?
A、行動科学領域の卒業生は、民間企業、公務員の心理職等の職業に就いています。また、他大学の博士課程に進学する人もいます。
もっと詳しく知りたい方ははこちらを参照してください。
修士論文発表のひとコマ
(2007年3月9日 安比グランドホテル「花輪」にて)
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