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岩手大学人文社会科学部 【宮沢賢治いわて学センター】第5回シンポジウム「賢治学+比較文学」のご報告

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平素は「岩手大学人文社会科学部宮沢賢治いわて学センター」の活動へのご理解・ご支援・ご協力をたまわり、御礼申し上げます。
宮沢賢治『春と修羅』および『注文の多い料理店』刊行百年記念の年にあたり、第5回目のシンポジウムは、新たな試みとして、日本比較文学会東北支部と共催という形をとり、講演2本に加え研究報告も4本と、たいへん充実した内容となりました。また9月に続きハイフレックス形式で開催となりましたが、対面42名+オンライン64名、計106名の方々にご参加いただきました。御多用のところ多くの方にご参加いただいたこと、改めて御礼申し上げます。

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【名称】:岩手大学人文社会科学部【宮沢賢治いわて学センター】第5回シンポジウム
    (日本比較文学会東北支部2024年度東北大会と共催)

【テーマ】:「賢治学+比較文学」

【日時】:令和6(2024)年11月30日(土)13:00~17:30

【実施方式】:ハイフレックス方式(オンラインと対面の併用)

【会場】:岩手大学図書館2F生涯学習・多目的学習室

【内容】:

*開会挨拶:横山 英信 氏(当センター長/岩手大学人文社会科学部長・教授)

《第1部》講演(13:05〜15:05)
・「「注文の多い料理店」の語る教訓:一考察」
   P. A. ジョージ 氏(インド国立ジャワハルラル・ネルー大学名誉教授/岩手大学客員研究員)

・「宮澤賢治「永訣の朝」を読み直す ──翻訳を経由して──」
   佐藤 伸宏 氏(東北大学名誉教授)

           〜(休憩10分)〜

《第2部》研究発表(15:15〜17:20)
・「機会詩としての宮澤賢治短歌──歌壇における『ゲーテとの対話』受容と関連させて──」
   塩谷 昌弘 氏(盛岡大学文学部准教授)

・「翻訳における原文使用率について──西川満訳『西遊記』を中心に──」
   井上 浩一 氏(東北大学大学院国際文化研究科GSICSフェロー)

           〜(休憩5分)〜

・「日本語に翻訳されたブラジル文学とその影響に関する考察」
   Chaves Goncalves Pinto, Felipe 氏(筑波大学大学院人文社会科学研究群院生)

・「村上龍『69 sixty nine』論──J.D.サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』との比較をめぐって──」
   クラヴェツ マリヤ 氏(東北大学大学院文学研究科院生)

・司 会:仁平 政人 氏(東北大学大学院文学研究科准教授)

*閉会挨拶:加藤 健司 氏(日本比較文学会東北支部長/山形大学人文社会科学部教授)

・総合司会:木村直弘(当センター副センター長/岩手大学人文社会科学部教授)

【対象】:一般、学生、教職員、研究者

・参加無料・事前申込不要

・岩手大学「お知らせ」(イベント):
https://www.iwate-u.ac.jp/info/event/2024/11/006443.html

・参会者:106名(会場42名+オンライン64名)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

岩手大学人文社会科学部宮沢賢治いわて学センター第5回シンポジウムチラシ

 

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